パーキンソン病の発症予防、
進行予防を目指して
REM睡眠行動異常症(RBD)という、睡眠中に夢の内容と一致したような行動をとる、大声で寝言を言ったり、立ち上がったりする病態があります。
襲われるような夢を見ることが多いので、戦うようなしぐさをしたり、どなったりすることもあります。
中年以上の男性に多く、65歳以上では1000人に5人ぐらいいるといわれています。
このRBDの方はパーキンソン病になる可能性が高いといわれています。
このRBDの患者さんを対象に画像検査や血液、脳脊髄液などの検査から、パーキンソン症状が出現してくる前に何が変化しているのか、その目印となる画像・検査(バイオマーカー)は何かを探す研究(J-PPMI研究)を始めました。